7/26 ③素晴らしき、私たちの住む房総!

2025年07月26日 13:30

お腹も満たされ、休憩?と思いきや
もらった風船でバレーボール🏐😆
元気いっぱいの子どもたちです!

さて、午後のお話は
「素晴らしき、私たちの住む房総!」
講師は、新和宏先生です。

新先生は、国立歴史民族博物館の課長を務めていらした、古生物学・博物館学の専門家です!

さっきまで大はしゃぎだった子どもたちも、部屋が暗くなり、プロジェクターを前に何が始まるんだろうとお勉強モード!
真剣な眼差しで見つめ、耳を傾けていました。

普段なかなか聞くことのできない、研究者さんからのお話。物知り博士が生まれたかな?✨

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(Sさんからの感想)
房総半島にはどんな素晴らしい資産が海・山・里にあるかをいろんな面から紹介してくれました。

1,000万年前の地層から見つかった「歯」の化石がクジラを食べに くる「メガロドン」という巨大ザメだったという話は映画「ジョーズ」を想像させてくれて 面白かったです。

房総半島が素晴らしき理由は、多様な陸・海の地形と、暖流(黒潮)・寒流(親潮)の影響 により南域と北域の豊かな生態系がこの房総半島に集まっていることにあるとのことでした。
この素晴らしさをより深く知るには、膨大な標本や資料をストックし研究している博物館が役立つことを教えてくれました。この素晴らしさを子どもたちに伝えていくには「何を、どのような形」で行うかは参加者皆で考えて欲しい、と新さんは投げかけていました。

そして最後に、今抱えている開発に伴う環境問題や生物多様性について考える際には、物の 見方捉え方(新さんは「Critical Thinkingの視点」を提唱)の重要性を指摘されていました。

私が一番興味を持ったのは、地球における日本列島の位置とその中でも暖流と寒流が交差す る地点に立地するのが房総半島であること。この特殊な地理的立地こそが一見変わり映えのなく見える千葉県だけど、実は自然の宝庫だということ。いまからでも観察する眼力があれば、世界に誇る「お宝」を発見できる場所なんだと思い、ワクワクしました。

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